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Charcoal S : X M : X L : X XL : X
Navy S : X M : X L : X XL : X
Sage S : X M : X L : X XL : X
※送料全国一律¥550
山と道 Merino 5-Pocket Pants - Men
以下オフィシャルより
タフでしなやかなウールパンツ
普段の生活から山まで、冬を気持ちよく過ごせるウールのパンツ。
肌触り良く柔らかなイタリア生産のメリノウール生地は、ずっと履いていたくなるような履き心地と暖かさ。一方、裏面にはナイロン・リップストップを織り込み強度を高めてあるから、山でもトレイルでもどこでも使えるタフさも併せ持つ。そしてもちろん、ポケットは使いやすさに定評ある山と道の5-Pocketだ。
機能とデザイン
スマートフォンや地図を効率的に収納
山と道オリジナルデザインの5つのポケットが、ハイキング中に必要な荷物を足の動きを邪魔することなく効率的に収納します。
とくにパンツ側面のスマートフォン用ポケットは走っても揺れず、座ってもお尻で踏んでしまうことのない絶妙な位置に配置。登山地図用に設計した大型ポケットにはペットボトルを入れることもできます。
1st & 4th pocket
ポケットに手をストンと入れられる入り口の角度やデザインにこだわりました。
2nd pocket
一般的なスマートフォンにぴったりの大きさです。腰骨の後ろにポケットを配置することで足上げを邪魔せず、走っても揺れず、座って携帯をお尻で踏むこともありません。
3rd pocket
財布などを入れることを想定して高めに配置し、ファスナーの引き手を長くして開閉しやすくしました。
5th pocket
一般的な登山地図がぴったりと入る大きさです。ハイキング中のゴミを入れたり、眠る瞬間に身につけている道具や小物をしまったりするときに少し大きなポケットがあると便利です。
Key loop
ミニカラビナをひっかけたり、パンツをフックにかけたりできるよう長めのループを付けました。
Gusseted crotch
内股には大きなマチが入り、大きく足を広げても動きを邪魔しません。
ウエストにはジッパーを設けた前開き仕様です。ウエストからヒップ部分にかけてフィット感があり、パンツ全体はすっきりとしたシルエットです。
ウエストにはバックルで開閉ができるナイロンテープのベルトを内蔵しています。
強力な天然の消臭機能
メリノウールは「1週間着続けても匂わない」と言われるほど高い消臭機能を持ちます。化学繊維のなかには消臭機能を施されたものもありますが、実際の性能は天然繊維のメリノウールが圧倒的に優れています。
その消臭メカニズムについては未だ多くの謎が残されており、一説には、ウールは臭気成分の吸着量が極めて多く、繊維内に人間の嗅覚に届かないレベルで取り込まれるとも言われていますが、山と道としても今後独自の実験と検証を行っていく予定です。
夏涼しく冬暖かい、天然の調湿機能
メリノウールは「天然のエアコン」とも言われるように、衣類内の温度や湿度をコントロールし快適な着心地を作り出します。
暑いときには涼しくなり、寒いときには暖かくなるこの相反する特性は、ウールの「クリンプ」と呼ばれる繊維の縮れが生地内部に空気層を作ることで高い通気性と透湿性を保つことと、「コルテックス」と呼ばれる繊維の皮質部が取り込む吸湿量が外気の湿度に合わせて変化し、湿度が高くなればなるほど多量の湿気を吸湿することに起因します。
「クリンプ」が作る繊維内部の空気層はダウンや化繊綿と同様にロフトとして熱を保ち、同重量のコットンや化学繊維に比べて保温性に優れます。
濡れても暖かく、低体温症を防ぐ
多くの繊維には濡れると熱を発する性質がありますが、ウールはコットンの2.5倍、ポリエステルの20倍もの「吸着熱」を発します。また、熱伝導率が低いため体温が奪われにくく、濡れても糸に弾力性があり、潰れずに繊維間の空気を保持するので保温性を失いません。さらに繊維内部に吸水する性質で肌面から水分を吸い上げ、肌まで濡れるような悪天候時も行動中は暖かさを感じます。
素材
NZ産メリノウール毛を使用したイタリア生産の生地
素材には、ニュージーランドの自社牧場で羊の飼育から糸作り、生地作りまで一貫生産を行なっているイタリアの老舗メーカーが生産した生地を使いました。
裏面にコーデュラ・ナイロン糸のリップストップを入れることで、メリノウールの柔らかな履き心地や肌触りと、山の中でもラフに履けるタフさを兼ね備えたパンツになりました。
耐久性についても、長期間着用すると若干の毛玉は起きますが簡単にケアできる範囲で、経年変化の楽しみな素材です。
なぜメリノウール?
メリノウールは優れた調温・調湿機能と天然の消臭作用など、ハイキング用行動着として素晴らしい性質があります。
歪みや縮みが起きやすいことや耐久性の低さなど、天然繊維ならではの軽視できない弱点も持っていますが、私たちはそれを補ってあまりある利点と魅力をメリノウールに感じています。
その弱点を補うため、現在の多くのメリノウール生地には化学繊維が混合されていますが、独自試験の結果からも、その利点である調温・調湿機能などの素晴らしい機能性が、化学繊維との混合率に応じて相対的に減ってしまうことが明らかになっています。
Merino 5-Pocket Pantsにも強度を出すために裏面にコーデュラ・ナイロン糸の補強を入れていますが、混合率を最低限にとどめた97%メリノウール生地を使用しています。
上は蒸し暑い環境(気温30度・湿度90%)と、快適な湿度の環境(気温20度・湿度65%)のそれぞれで、繊維が含む水分率を比較した図表です。
蒸し暑い環境では繊維がより多くの水分を含む方がサラッとした着心地につながり、一方湿度が低い場合は過度に水分を吸いすぎない方が潤いを保ってくれます。この両者の水分率差は環境に応じて衣類内を調湿する性能を表しており、快適性に繋がることが実証されています。
水分率差6.8%の100%メリノウール生地は蒸し暑い環境で衣類内をドライに保ち、湿度が低ければ適度な水分率を保ちます。このことが、メリノウールが「天然のエアコン」とも言われる所以になっています。
メリノウールについて
ウールは調温調湿性、保温性、消臭性など、羊が過酷な自然環境を生き抜くために身につけてきた多種多様な特性を備えた天然繊維です。
なかでもメリノ種の羊から取れるメリノウールは、繊維が一般的なウールよりも細く柔らかいためチクチクせず、肌着としても着用できることに大きな特徴があります。
ウール/メリノウールは、夏は涼しく、冬は暖かく、水や雨に濡れても体が冷え難く、長時間着用を続けても臭いが気にならないなど、自然の中で行動するハイカーが必要な機能を多く兼ね備えた素材です。
ウールの構造
ウールの繊維は、人の髪の毛や皮膚と同じアミノ酸からなるタンパク質を成分とし、人間の髪の毛の表面のキューティクルと同様にウロコ状になった「スケール」という表皮と、「コルテックス」という皮質部から成っています。
「コルテックス」は、オルソ・コルテックスとパラ・コルテックスというそれぞれ吸湿性が異なる皮質が組み合わさった構造からなり、性質の違う皮質が組み合わされることで、ウール繊維は「クリンプ」と呼ばれる縮れた形状になっています。
この構造が、後述するウールの持つ優れた調温調湿性や保温性、汗冷えのしにくさなど、様々な特性を生んでいます。
ウールのデメリット
優れた特性と機能を持つメリノウールですが、もちろん欠点もあります。どうぞメリット/デメリットをご理解の上ご着用ください。
・水を吸って重くなる
含水率が高いウールは生地中に多くの水分を吸収できるため、化繊に比べると乾くまでに時間がかかります。ただし、速乾性の高い繊維は水分蒸発と共に気化熱が生まれ、体温をも素早く奪ってしまうリスクがあります。また速乾性に関しても、同じ生地厚であればコットンより早く乾燥します。
・虫に食われやすい
ウールやカシミヤ、シルクなどのやわらかい動物性繊維は、衣類害虫に最も好まれます。
・擦れて穴が開きやすい
ウールは繊維長が短いため、擦れると繊維が抜けやすく、化繊や綿素材と比べて比較的生地が痩せて穴が開きやすい素材です。
Made in Akita, Japan
Material:
97% Merino Wool, 3% Cordura Nylon 236g/㎡
Zipper:
YKK #3 Coil Zipper
Weight:
427g (Size S)
434g (Size S-Tall)
452g (Size M)
459g (Size M-Tall)
478g (Size L)
488g (Size L-Tall)
492g (Size XL)
501g (Size XL-Tall)
Size:
MEN | S / S-Tall / M / M-Tall / L / L-Tall / XL / XL-Tall